何分たったのだろうか 心臓は今にも破裂しそうで そろそろ限界… 「せ!先輩わたしのこと小さいとか言ってましたけど! 身長そんなに変わりませんからね?」 とにかく話題をだして、沈黙を破ろうとしたわたし すると先輩は 「だって俺伸びないんだもーん 由佳には心の器のデカさで勝ってるからいいの!」 「何言ってるんですか!わたしが心狭いみたいな言い方!」 …よかった 先輩いつも通りだ 先輩が腕をほどいたから少し寒くはなってきたけど 心は十分にポカポカしていた