そんなことを考えながらあたふたしていると、

仁が女子の輪から抜けてこちらへとゆっくり歩いてきていた。




え?!こっちにくる?!!


どうしようどうしよう!




…パニック。






そうしているうちに仁は私の前まで来て、ニッコリと怪しげに微笑んだ。