朝から何も話さない私を心配して、 友達の夏菜と花梨がきてくれた。 香織はその様子を黙って聞いている。 「大丈夫、早くお弁当食べよ!」 「ほら、香織も」 私はなんとか笑顔でそう言ってお弁当をだしていると、いきなり腕を掴まれる。