「…そうですね。 私は…人間のせいで色々なものを失いました。 大切な人も、失いました。 人間は愚かです。 私は人間を信じることが、まだできません。 愛想がないのは、そのせいでしょう。 でも先生にはお世話になりました。 ありがとうございます。」 私は丁度荷物をまとめ終わったので、 医者にぺこりと頭を下げ、 病室を出た。