すぐ横であいつの声がした。 「マエヲミロ。」 言われた通りにゆっくり前を向くと、 体中傷だらけになり、魔物によって縛られ、 木にぶら下がっている瑠李がいた。 「…瑠李!!!! カハッ………!!!」 大声を出すと口から血が出てきた。 「ダイジョウブダ。 シンデハイナイ。 キゼツシテイルダケダ。」