思い出せば思い出すほど腹がたってくる。 「…クソ。」 ードンっ 床を思いっきり殴りつけた。 コンクリートの床に私の拳分の穴があいている。 自分の拳を見ると手の皮がめくれ、 コンクリートの破片が所々に刺さり ボタボタと血がたれている。 …バカみたいだな… ズキズキと痛む右の拳。 私はそれを見て鼻で笑った。