中に入って電気をつけた。 ーパチッ そんな音と共に私の目にうつったものは本。 そう。たくさんの本の山。 …なんの本なんだ? 適当に一番上のものを手に取り、ほこりをはらう。 ページをめくると 『○月×日 愛する子供と離れ離れになった。今はどこで過ごしているのだろう。』 そう書いてあった。 …これは…日記…? 次のページをめくろうとすると 「…なにしてんの。」 後ろから青山の声がした。