「な、凪.........」
「そうちゃん。もう授業始まっちゃうでしょ。だから、もう行くねっ」
私は震えそうな肩をしっかり落ち着かせ、
溢れてきそうな涙をしっかり止めた
私だって
好きでこうしてるわけじゃない
でも、あんなことがあった以上
私はこうするしかない
「凪!お前の席の近くに銀髪いるから、ソイツと話し...「そうちゃん」
あ───
こんな低い声出しちゃった............
「私には、龍王がいるから、全然平気だよ。気にしないで」
また、傷付けるのはさすがに、怖いから
もう少しだけ、このままでいさせてね
「凪.........。
じゃあ、苦しいことあったら理事長室こい。俺はいつでも大歓迎!」
京ちゃんは相変わらずの笑顔で、そう言ってくれた
私のまわり、いい人だらけだなぁ
さて
友達づくり、たまに励んでみますかねっ
たぶんできないと思うけど............ 泣
