この夢には続きがあって…
あの物置にぶつかった俊也は…




考えただけでも全身の血の気が音の聞こえるくらい引いた気がした…。





だめだ…俊也が立ち上がった瞬間…あの上から色んな物が落ちて……そして俊也は。。。。




ヤだ…


やだやだ…



絶対やだぁ!!




俊也が痛い思いするなんて…
俊也が大怪我しちゃうなんて…




ヤだよ…。


いつも側にいて…
気付いたら側にいて…




冷たいけど…
Sだけど…



でも…優しさが伝わる…
アタシの大好きな人…。





ピンチの時は、いつもタイミングよく…スーパーマンみたいに守ってくれて……。




アタシの事を…
守ってくれて………。




守って………




守って…………





アタシの目からは、大粒の雫がいくつも溢れ出て…時折、情けない声が出ていた…。




「ん…ズ…グスッ……。」



泣いちゃダメだ…



アタシが俊也を守るんだ…

俊也を守ってあげるんだ…