きっと俊也は…今アタシが叫びたい心の声を代弁してくれたんだよね……。




「俊也っ…」



「美紀!!」



するとアタシの横にいた男が言った…。



「それにしても可愛いなぁ〜♪俺もヤりたいなぁ★」



そういって、アタシに触ろうとした時だった…



俊也が走って高木クンに掴みかかった…。




「お前…分かってんだろうな?てめぇらなんか、殺そうと思えばいつだって、できんだよ!」




すると、そんな俊也に高木クンは耳打ちする…。




なに…言ったの…?
ねぇ……?




あの時アタシは大切な事を忘れていた…。




とても大切な事を…。