「チュウ〜♪」




そうやって、
顔を近づけるアタシに



俊也がすかさず
アタシの顔と大地の顔を
引きはがす…。




「やめぃ……。」




明日香は、
アタシにチュウをされて
放心状態………。



「ったく……。お前は何やってんだよ…。」




「何もやってにゃい……よ。」




寝ぼけながら
寝そべるアタシ…。




もう、何やってんのか
自分でも分かんないんだよぉ…




「だから止めとけって言ったのに……んなに無防備だと、次は俺が襲うからな〜!?」





「もぉ…飲めましぇえん〜…。」




その日、
アタシはそのまま
その場で酔い潰れて



わけも分からず
眠ってしまった…。