「俊也…。一生、一緒にいよーね??」



アタシはもう一度抱き着いた。



「うん。」




そんなアタシに俊也もギュッと手をまわす。





抱き合うだけで伝わる……。




お互いのキモチ、




好きとか、そんな言葉より、




もっともっと、



いっぱい伝わる、





その日アタシと俊也は、





未来の二人を想像して、




愛することを誓い合った





何年も先も、




笑って一緒にいられるよね…?





ねぇ…?


俊也…?






アタシはそう信じていた。




これからズット先に、





こんな悲劇が待ってるなんて…





アタシ達はまだ

気付いてなんか



いなかったんだ……。