「俊也…まさか覚えてて?」






「あったりめーだろ?好きな女の好み覚えてるくらい。?」





「そっか…。」





かすかに初めて俊也とキスした時の感覚が、唇にやどる。。。





ぼっ!!!

一気に顔が真っ赤になるのが分かった。。。




やばい!!顔熱い…。


絶対アタシ、耳まで真っ赤だ…




こんなとこ俊也に見られたら……。



「あれ?美紀かおあかいよ?」


明日香が心配そうに言う。。。




ばれたーー!!!



「あ!!赤くなんかなってないよ!!」



やばい。
絶対不審に思ってるし…。




俊也こっちみてるじゃん!!



どうせ…
『コイツ絶対あの時のこと思い出してる!。』



なんていいたげな顔してるし…




「何赤くなってんの?」



「……。」




「思い出してる?」





「………!?」





「思い出してるんだぁ〜♪」





「……。」





「か〜わい♪」




などと、俊也のSな攻め言葉がアタシの周りを飛び交う