アイスを食べながら帰りの道を歩く。 今日は人が多い。 私は完全に浮かれていてフラフラと歩いていた。 するとあることに気づいた。 椎名君がいない。 また迷子⁉︎⁉︎ どこを探していない。 椎名君のケータイの番号も知らないから自分で探すしかない。 日も暮れてきて暗くなる。 「椎名君…」 そう呟いて泣いていた。 「ねぇ、そこの君!」 声をかけられて椎名君だと思い振り向くと