「…みぃ」 瞬はいつの間にか、いなくなっていた。 みぃはあたしに抱きついた。 「まーちゃん、もう終わったよ…」 あの暴力の日々も、もう終わる―。 それでも終わらないものある。 「…今夜からうちにおいで、まーちゃん」 みぃがいて本当によかった。 本当の友達って、自分と一緒に共感してくれるんだよね―。