「え…」 驚いて箱の中を見つめる。 「け、ケーキ…」 苺の乗ったケーキが、ぽてっと乗っている。 「何これ…、空き巣から…??」 ぶっ、と吹きだした。 「しかも砂糖菓子で出来た、熊が乗っている…」 あたしはおかしくて、目を丸くする。 「ほんっと、誰なんだろ…」