「…あ、義理の弟的な」 その言葉に対して、俺はないなと思う。 「だったら普通、一緒に暮らしてるとか」 まだ帰ってきてない、的な。 「…何か1人ごと多くて、きもいな…」 俺はそういって、苦笑いする。 「昔から、こいつの傍にいたけど…」 もう一度写真を見つめる。 俺はそして、直感した。