ただ笑顔が表情に出た。 「勿論だよ、瞬」 そういうと、メニュー本で顔を隠し、瞬はキスをしてきた。 「あたし幸せだなぁ…」 「麻乃、俺もだ」 その夜は、何よりも世界が輝いていた。 家に帰ると、瞬はソファに座った。 そして手招きをしてきた。 「??」 「ほら、隣座って」 言われたままに座ると―。