「うちも同じだから」 そういって、みぃもまた手を握り返してくれた。 「へへ…」 あたしはぼたぼたと、涙が溢れた。 「瞬には言えてないけど…」 あたしはただ、床を見つめていた。 「やっぱ、親がいれば式に来てくれたのにって思うよ…」 「まーちゃん…」 「だけど…、もう仕方ないよね」