一番嫌いなアイツは彼女持ち







「ったく、怒んなくていーじゃん」




「電車でああいうこと、言うからじゃん」




「お前が言ったんだろ!!」





みぃたちは、小さく微笑んでいた。




あたしと瞬は、大人げないと思った。





「全くお前の脳みそは、低レベルじゃね」




「もー!!! 瞬の馬鹿馬鹿ぁ!!」




「ほら、もういい加減にしなよ。着くよ」




そういって、外を見れば終点地。