「まぁ、気長に待つよ」 そういって、作り笑いをした。 あたしはしゃがんで、雪ウサギを作っていた。 「でも、帰る家があるのが一番幸せなんだよね」 「そうだよね…」 「みぃは今、バイトでしょ??」 「そろそろ、パートに入ろうと思って」 「あたしもそうしなきゃね」 みぃとは同じバイト。 もう、凄く頼りになって、みぃと一緒でよかったと思う。