「お前に言えば、別れるとか言われても困るし…。




だから言いずらかった」




「瞬…」




あたしは瞬の頬を両手で包んだ。




そして、消毒するようにキスをした。





「次したら、別れるから」




そういって、ヤキモチをアピールした。




瞬は、嬉しそうに笑った。




「お前ヤキモチも可愛いんだな」




そうやって、にやついた瞬をまたぶっ飛ばしてしまった…。



そして、波乱の大学祭りは、幕を閉じたのです。