「そんな…」 「まぁ、瞬が悪いけどね」 「…聞いてくるよ」 「そうしな」 そういって、みぃはブイサインをする。 いつしかのサインで、あたしは救われた。 瞬は1人で、体育館裏にいた。 「瞬…」 右頬が赤くなっていた。