「結衣とは、ずっといるんだよ」 そういって、駿は黙り込んだ。 「ずっと??」 「あぁ、学校中の噂だ。 あいつ等もめんどくさがって、否定しなくなったし」 「そっか…」 「瞬が…」 そういって、駿は、うな垂れてしまった。 「この前教室で、結衣とキスしてたんだ…」 あたしはその言葉に目を見開いた。