「瞬、おかえり」 夜ご飯を作っていると、玄関の扉が開く。 あたしは急いで、手を洗い玄関に行った。 「ただいま、麻乃」 そういって、頬にキスをしてくれた。 「今日さ、上司が結構褒めてくれたんだよ」 「よかったね!!」 そういって、瞬のスーツをハンガーにかける。 「あ、晩御飯もうちょっと待ってね」