「ったく、啓は親のこねで医者になるとか」 「そんなにいうなら、瞬もみもさんの手を借りればよかったじゃん」 そういうと、瞬は食いついた。 「俺は自分の力でなりたいんだよ」 そういって、ご飯をぱくぱくと食べていく。 「そういうとこが、好きなんだけど」 「そっか」 そういって、瞬はテレビをつける。 「美味しい?」 「毎日、美味しいだろ」