「お前、将来の夢とかねぇの??」 「…瞬のお嫁さん」 「…そういうのはずいから」 そういって、夕日があたし達を照らす。 瞬の頬が、赤い気がした。 「愛してるよ、麻乃」 「あたしも…」 そういって、瞬の唇に重ねる。 これからもずっと、君が傍にいますように。 あたしは、幸せ者なんだと、噛み締めた。