次の日、みぃの家に行った。 相変わらず手は震えていたけど、 瞬がずっと握っていてくれた。 たかにぃは、もうこの世にいなくなってしまい、 瞬の家で暮らすことになった。 「…まーちゃん!!」 玄関から、勢いよく飛び出してきた。 「もう! 探したよ」 そういって、抱きしめてくれた。 あたしはずっと謝るだけだった。