一番嫌いなアイツは彼女持ち






瞬の部屋だと、すぐに分かる。




そして着替えが済まされている。





「母さんが、洗ってくれた」





「…そっか」





「お前小汚い犬みたいだったぞ」





「はは…」




そういうと、瞬はあたしを抱きしめる。




あたしは布団のから起き上がって、抱きしめ返す。





「どこ行ってたんだよ…」