帰り道、あたしは足引っ掛けをされる。 あちらこちらをすり、傷つく。 「ぼぉっとするてめェが悪いんだ」 「…」 「あ、すいません。誰のかわからない上履き落ちていたんで、 プールに捨てました」 あたしはふらつきながら、プールへと向かう。 するとあたしの頭に、鞄がぶつかる。 「っ」 「っは、ざまぁ」