「ほら、麻乃!!」 そういって、手を引っ張られる。 「ぼんやりしてないで!」 れいらは、あたしをぐいぐいと連れて行く。 「一緒にやろっ」 そういって、笑顔だった。 「お前字ィ綺麗そうだから、字を書く担当な」 「あー、ちょっと!! 麻乃は、調べる係りでしょー!!」 れいらが反発すると、駿は睨んでいる。