「うちは、祭雫 恵美〈マツリダ エミ〉。 関西弁やけど、よろしくね」 恵美は大阪弁で、いつも明るい。 短髪の黒髪が凄く似合う。 「僕は、駒輪 実尾〈コマワ ミオ〉です」 実尾は、恥ずかしがりやで内気。 だけど凄く気遣いの出来る子。 「俺ァ、小林 駿〈コバヤシ シュン〉」 その名前に、あたしの視界がせばまった。 「…おい、麻乃ォ??」