一番嫌いなアイツは彼女持ち





たかにぃの部屋は、凄く片付いていた。




「…何があった??」




「お母さん達は、暴力のこととか。



近所の人に訴えられたみたいで…」




「そっか…」




「さっきまで、田舎の町へ行ってた…」




「何をしに??」




「今となっては、よく分からない…」




そういうと、あたしはたかにぃの部屋に座る。





「お前の居場所はここにあるんだ―」