部屋をそっと開いて、 みぃにばれないように荷物を手に取る。 「…」 そっと見えたみぃの顔。 凄く幸せそうだった。 あたしがここにいる理由なんて、ないね…。 部屋の前に、さっき書いた紙を置く。 もう一度ケータイを開いた。 「…たかにぃ」