「俺、10月」 啓は、思い出したかのように、 「俺は7月ー」 「うちは、2月」 そして、最後に翼衣が、 「俺は4月だ」 といって、皆が見つめた。 「んじゃ、翼衣から」 あたしが言えば、翼衣は、『り』からスタートする。