そして、次の日。 あたし達は、学校に承諾を得た。 (まぁ、いっぺんに転校するなんて、先生驚いていたけど…) 啓の田舎の家は、大企業のおじいちゃんがいるらしく、 先生達は反発など出来なかったみたい(後日談)。 「じゃあ、これに乗って」 啓と翼衣、そして最悪の瞬。 あたしとみぃは学校の裏門に集合した。 「これ、高級車じゃん!!」 みぃは大はしゃぎだった。