それで、啓と瞬は2人とも医者になるのが夢だから、



逆らえないらしい。





あたしは啓の姿を発見する。




「啓…」




「あ、麻乃」




にっこりと笑う。




「逆らえない理由は、医者になるため??」




「え、何でそれを…??」




「みもさんはいとこなのに、お芝居していたんだね」




そして、頬を叩く。