一番嫌いなアイツは彼女持ち





「ありがと…」




そういい、ハンカチを受け取ってくれた。




「今夜は、ここで待機かもね…」




「そうかも…」




上を見上げても、かなり高いとこから落ちたみたいで、




てっぺんが見えない。





あたしは自分が立てないのを、情けなく思えた。




「みぃの足、骨折してるんじゃない??」




「まーちゃんこそ」




「何で、合宿で骨折してるんだろう…」