一番嫌いなアイツは彼女持ち





「んー?? うちは先生に剣道の大会の話してたんだよ」




「わぁ、スゴイ。あたしは忘れ物だから」




「ほんっと、気が抜けてるわね」




「あは…」



苦笑して、みぃを見る。




物心がついたころから、一緒にいるから信頼できるし。




何よりも頼りになる。




「まーちゃん、マネージャーっしょ。



帰宅部にすりゃ、うちと帰れたのにぃ」




「それは本当にごめん!! でもなんだかんだ言って、家に早く帰るよりは部活とかでのんびりしていたくって」