「け、啓ぃー」



あたしが啓を見つめて、一瞬頬をふくらました。



「可愛すぎ」




「なっ」




「あぁー、こりゃ遠距離恋愛になりそー」




「もー、みぃ!!!」






「朝っぱらから、うるせぇな」




「…翼衣」




翼衣は気だるそうにいる。




「え、何でいるの???!」