学校に着くと、大きなバスが待っていた。 「わぁ…」 「まーちゃん、小学校の時乗ったでしょ??」 「あ、あたしは…」 そういって、黙り込んだ。 「体調不良で乗ってないの??」 「お父さんが行くなって…」 「…それで、その日の夜…??」 修学旅行も合宿も全部、あたしを叩いたり出来ないといって、行かしてくれなかった。