「瞬くぅーん」 あたしは振り返ると、瞬の彼女がいた。 凄くふわふわした髪…。 理想の彼女って感じ。 「みも…、お前先に帰れって」 「えぇ?? 瞬ともっといたいからよ」 べたべたと部活で、いちゃついてほしくない。 ああいうの見ると、女たらしだって思う。 「麻乃、どうかな、作業は」 「順調!」 そういい笑いながら、啓を見つめた。