バスルームから出て寝室に向かうと、芽衣はまだぐっすり眠っていた。


そーっとまたベッドに入ると芽衣は無意識か、オレの脚に自分の脚を絡めてきた。


寝返りを打つと、シーツからその白い素肌が少し見える。


前のオレだったらこれ、絶対襲ってるよな。


いつからこんなに我慢出来るようになったんだか。



「そろそろ起きろ。襲うぞ」


耳元で低く囁いてみても一向に起きない。


そうだったな。芽衣ちゃんは力づくじゃねぇとわかんないもんな。


未だに眠っている無防備な身体に覆いかぶさる。


バカみたいな幸せそうな寝顔をした芽衣の顔の横に手をついて、そのピンク色の唇を奪った。



強引で深いキスをしてやると、芽衣は息苦しくなったのか口を開けた。


チャンスばかりとその開いた口に舌を入れて絡めた。


時に漏れる色っぽい声。


誘ってんのかこのチビ