そして…… 「…ブハッ」 前からクッションが飛んできた。 ゆっくり目を開けると、怪訝そうな顔をした神矢くんが…! 「……え?」 「おい、お前いつまで寝てんだよ!」 ……ん? 目の前には、制服姿の神矢くんが腕を組んで立っている。 あれ……? さっきまで一緒に…… 「お前、すげぇニヤニヤしてたぞ。変な声だしやがって。どうせやらしー夢見てたんだろ?」 ……え?夢? 「え、神矢くんが今日は離さないって…」 「はぁ?何だソレ。」 ウソ……全部夢だったの!?