続*俺様王子とキケンな契約!?




女子たちがざわめくなかHRが終わり今日は午前中で下校。


HR終わってすぐ、理沙はあたしに詰め寄ってきた。



「ねぇ、帰国子女とどういう関係?」


り、理沙こ、怖い…


「ど、どういうって…」


理沙の物言いに圧倒していると後ろから首に腕をまわされ引き寄せられた。



「幼なじみでーす!」


その声にハッとすると渉がすぐ後ろにいた。


え?っとまたざわめく教室。



「まあ、コイツのことなら何だってわかるよ。深いカンケイなんで」



なんて、不敵な笑みをしてあたしの手を引く。


そのとき、渉は聖に向って挑発的に笑ったように見えた…