賢人「お前は賢い子だ。零音も賢い子だ。零音は幼いながら俺たちのことを知りすぎた」
知りすぎた?
なにそれ…
賢人「5歳なのにお前には内緒で俺らの事探ってた。零音は賢いやつだよ。俺も零音が探ってたなんて知ったのはあの日の一日前だったよ」
なんで…零音…
私は道に座り込んだ
賢人「まぁ、自業自得だな」
その言葉を聞き
零音の最期の言葉を思い出す
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零音「…ゲホッ…お姉…ちゃん…泣かない…で…。僕…大丈夫…だから…」
零音「僕…は…ずっ…と…お姉…ちゃん…の…そば…に…いる…から…」
零音「僕…だと…思って…これ…持っ…てて…。」
零音「あり…がと…。大…好き…お姉…ちゃん…」
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