Black hole




皐月「大丈夫だ!独りじゃない!!俺がそばにいるから」



俺は抱きしめる力を強くした



あれ…

紫苑ってこんなに小さかったか?



紫苑の体の震えが止まり


俺の背中に紫苑が手を回してきた



紫苑「ほん…と…?」



俺の胸に顔をうずめる紫苑



ドキッ



可愛いな…紫苑って



皐月「あぁ」



そっと頭を撫でる


紫苑は安心したのか意識を手放した



スースー



翔「クスクス…紫苑寝たね」



俺にギュッと抱きついたまま

スヤスヤ寝ている