Black hole




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やっと凛が懐いたころの

ある日のこと



実愛、

いや凛が優樹の服を引っ張った


凛「あのね、優にぃ。海に行きたいの」


優樹「どこの?」


凛「ここの近くの海!」



凛がそう言ったので

俺たちは凛を連れて海に来た


すると凛はどっかに走って行った


そして数分すると

手にいっぱいの花を持ち帰ってきた



湊「その花どうするんだ?」


凛「海に流すの」



凛は花を波が引いたところに置いた



そしてまた波が来て花たちをさらって行く



ふと凛を見ると手を合わせていた



優樹「凛?どうした?」


実愛「お祈りしてるの」


その言葉で察した


ここは弟のお墓なんだと