優樹「なんだよ」
不機嫌な声が聞こえた
俺なんかした!?
優樹「お前さ、学校行ったなら言えよ。無駄足だったじゃねぇか!」
だから不機嫌なのか…
俺は謝ってから本題に入る
要「凛が毎年行ってた海があるだろ?弟のお墓って言ってたところ」
優樹「あそこか!」
要「あぁ。さっき、間違えて電話した相手が皐月だったんだよ。んで、皐月も凛を探してるみたいだったし、たまたま海に近かったから頼んだ」
優樹「そうか」
要「俺たちは他のところを探そう」
そして電話を切った
そして俺は海を見た
懐かしいな…
凛がまだ小学3年生の頃…

