要「授業中にすみません。り、哀川 紫苑は居ますか?」



危ねえー


凛って言いそうになった



それより…


先生「学校に来てませんが…」


まじかよ…


じゃあどこにいるんだ



早く見つけないと…



要「ありがとうございました」




俺はドアを閉め、また走り出す





凛は俺たちにとって大切な存在だ



最初は優樹だけに懐いて


俺や湊、和樹さん、由梨さんも


なかなか懐いてもらえなかった



だけど少しずつ心を開いてくれて

嬉しかった



歳も八歳年下で

妹ができたみたいだったんだ


凛の仕草とかがすごく可愛い


みんなが凛のこと大好きで仕方ない